【国際結婚】外国人と一緒に暮らすと感じる”あるある”と文化の違い

国際結婚
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誰かと一緒に生活するのは楽しいこともあれば、ちょっとした常識の違いからスムーズにいかないこともありますよね。

もし相手が外国人となるとちょっと複雑。

日常生活のあらゆる場面で文化(常識)の違いがあらわれます。

時には家庭内国際紛争になることもしばしば、いや日常茶飯事かも(-_-;)

文化というものは想像以上に深く刻み込まれてるようで、容易に変えられるもんではありません。

でも時間をかけながら理解を深めていくのも国際結婚の醍醐味かなぁと思います。

ということで、

これから国際結婚を予定している方、

文化の違う海外のパートナーと一緒に生活しようと思っている方、

この記事では、文化の違う外国人と生活すると感じるあるあるよくある文化の違いに迫ります。

フランス人(とゆーても幼少期のみ)と一緒に暮らして8年目のわたしの実話を交えながら、代表的なあるあるをシェアしたいと思います。

あらかじめ心得ておけばこれからの生活をよりスムーズにするのに役立つかもしれませんよね。

ではスタート!

目次

外国人と暮らして感じるあるある、文化の違い

食の違い

これは定番ですね。

いくらわたしたちがパンやピザやパスタが好きだと言っても、毎日そればっかり食べてたら、

「米食べたいー!!」

って絶対なります。

これはもう日本人、いやアジア人の性かも。

米を主食として育ってきたわたしは、長期間米を食べないと妙なミッシング感に襲われます。

逆に、パンが主食の国の人がいきなり毎日米ばっかりになったら、

「I miss ぐるてーん!!」

って絶対なると思いますよ。

最近はグルテンフリーが流行ですが、やっぱりみんなグルテン好きですよね。

余談ですが、日本食が好きやねん!という外国人に何が好き?と聞くと、よっぽど日本食通でない限りだいたい返ってくる答えは寿司、刺し身、照り焼き、天ぷら、ラーメンとか日本食のイメージとして代表的なものが多いと思う。

たいていの人が、これそ和食!というような煮物とか、きんぴら、ひじき、切り干し大根とかのおふくろ系メニューにはあんまり馴染みがないので、最初からいきなり美味しいと感じる人はまれな気がします。

うちの家族も最初おふくろ系がいまいち苦手でしたが、一時期わたしが作ったお弁当を食べてだんだん舌が慣れてきたのかいつの間にか食べてくれるようになりました。

なのでちょっと慣れが必要な日本食もあるのかも。

またフランス人はグルメ番長が多いので、うちの旦那もパンやチーズ、バター、オイルなどの品質にはすごいこだわりを持ってます。

スーパーに売ってるような市販のパンや加工チーズは絶対食べません。

わたしたちの住んでるバリ島には、最近本格的なパン屋さんが増えたのでおいしいパンは手に入るんですが、お値段は日本と同じかそれ以上します。

良質なバターやチーズもほとんどインポートになので、これも相当値が張ります。

毎日そんなもん食べてたら家計崩壊します(T_T)

なのでお互いの好みと、住む場所で手に入る食材で、二人のメニューを編み出していくのがいいのかなぁ。

家の中で靴を履く

日本はたいてい玄関で靴を脱ぐので、家の中と外でしっかり境界があると思います。

海外では家の中に靴を履いたまま入る文化もありますよね。

バリ島は南国なので外国人も家の中ではたいてい靴を脱いでますが、どこで脱ぐか履くかの境界が実に曖昧

わたしは床に直に座ったりもするし、ヨガもするし、床はできるだけきれいにしてるんですが、旦那の友達はいつも靴のまま家に入ってくるので、はじめは気が狂いそうでした^^;

「うち土禁なんで」と言っても、次回また忘れて靴のまま部屋まで入ってきちゃうしね。

彼らの文化では自然なんだろうし、何回も言いにくいのでこんなもんをオーダーして作りました↓

国際結婚、靴を抜いでくれ
効果絶大!!

玄関にぶら下げてあるのでみんな笑って脱いでくれます。

※バリ島だと1000円くらいで作れますよ。

バリ島でオーダーメードにチャレンジしてみよう!ウッドボード編

ブーツとか(バリ島でも履いてる人いる)脱ぎにくい靴を履いてくる人は今だにそのまま入ってきますけどね、もうこれは仕方ないので一部のエリアだけは半土足エリアにしました。

でも部屋はやっぱり脱いでほしい。

外国人に謎の日本の「内と外」文化

日本には昔から「内と外」という概念?文化?があるそうで。

例えば家族(身内)や親しい友達、自分の属する会社の同僚などを、それ以外をとし、その感覚をベースにコミュニケーションしている、というようなことを外国人が書いた日本文化の本で読みました。

日本人は自分を含む内の人のことを褒められると「いえいえ!とんでもない!!」とすごく謙遜し、自分や内の人のことを悪めに言ったりすると。

たとえば、、、

「おたくのお子さん、よう勉強できはりますねぇ」

「いえいえいえ、そんなとんでもないですよ!うちの子、遊んでばっかりでぜんぜん勉強しないし困ってますねん」

みたいな。

あるある じゃないですか?

日本もいろんなな歴史事情があったりしてこういう方法で謙虚さを表現するようになったのかもしれませんが、褒めると素直に「サンキュー!」と喜んで受け入れる文化の人には、この感覚はなかなか理解しずらいかも。

褒めたのにあまりにも「ノーノーノー!」と否定されたら、なんか悲しい気持ちにさせそうです。

わたしも気をつけてるつもりでも、ついつい話の流れで旦那のこと悪く言ってる時ありますもんね。

つまり旦那はわたしにとって内の人ってことでもあるんですが、わからない旦那は「いっつも俺の悪口ばっかりいいやがって!」と思ってたと思います。

外国人によって書かれた日本文化の本、鋭い視点でめった斬られててめっちゃオモシロイです。英語ですが、ガイドブックよりためになるかも知れない一冊。↓↓

外国人はパーティが好き

外国人パーティー

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外国人は社交好きが多い。

バリ島に住む外国人もよくヴィラやお家でパーティーをやります。

パーティーといってもフォーマルなもんではなく、友達を招いてカジュアルなお家ディナーみたいなのが一般的。夫婦で呼ばれることが多いです。

気の知れた友達同士のパーティーならまだしも、たまに知らない人ばっかりの大人数のパーティに放り込まれることもあって、みんな初対面でも自然に挨拶を交わしながら軽い会話をしてるんですが、そういうパーティー文化に慣れてなかったわたしにはかなり苦痛でした。

だいたい会ったばっかりでみんな何話してるんだ?と謎で、海外での社交についてグーグル先生に尋ねたこともあります。

日本で初対面の人にいきなりいあれこれ聞いたら、何この人?とちょっと引かれそうですもんね。

うちの旦那さんも超社交家なので、家に友達を招いてディナーをすることもよくあります。

特にフランス人のパーティーは飲んで喋って、ご飯食べて、チーズ食べて喋って、デザート食べてまた喋って、、、

長丁場!!

フランス語のわからないわたしは、だんだん疲れてきて寝たくなります。www

そういう時は自分の家なので我慢しないでお先に退散します。

ゲスト(外国人の)が後片付けをたまに手伝ってくれることがあるんですが、皿洗うスポンジでテーブルを掃除されたり(これ、けっこうある)、余ったパンやチーズがそのままで冷蔵庫にならべてあったり、こういう勝手が違うあるあるもあります。

言葉の壁や表現の仕方

どちらかが相手の母国語がとても流暢でない限り、少なからずある壁かな。

二人が会話するために使う共有の言語はある程度できた方がいいですが、毎日使っていればすぐレベルは上がってくるし二人の間での勘みたいなのもも自然にできてきますよね。

ある程度の会話ができるようになればどんどん深い話ができる反面、相手の選ぶ言葉や表現の仕方で喧嘩になることも出てきたり。

喧嘩になっても、外国語で言いたいことがバーっと思うように言えなくてイラッとする、あるある。

また旦那は日本語がわからないので、日本の友達に旦那の愚痴を言う時、旦那には聞こえてもわからないのでちょっと助かる、というあるあるも。

逆も然りで、旦那もわたしがフランス語がわからないのをいいことに、時々わたしを言い訳に使ってる時があったり。

これうちの旦那だけかもしれませんが、一緒に出かけて自分がそろそろ帰りたい時、「わたしが疲れたみたいだからそろそろ帰るわ」とか言ってたりしてます。

疲れたゆーてへんし!!

それくらいのフランス語ならわかるわぃ。

旦那の家族はフランス語しか話せない人も多いし、わたしの家族もほぼ日本語オンリーなので、お互いもうちょっと勉強した方がいいなぁとは思うんですが、お互い若くないのでね、吸収が悪い。

外国人の愛情表現と家族愛

外国人は家族の絆が強く、挨拶のごとく親や恋人に「ラブ・ユー」ゆうてますよね。

日本人の家族がこんな風に「愛してるよ!」と言ってるのはまだ見たことがない。w

外国人は愛情表現が豊かというあるある。

特に男性はもろにお母さん大好きな人が多いと思う。

日本人からしたらちょっとマザコンに見えるかもしれない。

でもそんな彼は、あなたのお母さんもすごく大事にしてくれるかもしれません。

いつもお母さんお母さんと気にかけてくれたり、お花を買ってくれたり、あれこれ世話をやいたり、お母さんに「自分の息子にもこんなことされたことないわー」とまで言わしめたり。

彼らにとってはごく普通のことですが、お母さんの好感度は間違いなく上がりそうですね。

国際結婚って、家族にも異文化を知ってもらういいきっかけになるんじゃないかなぁと思います。

 

家を貸す、シェアの文化

日本人と比べると外国人の方がなんでもシェアするなーと思います。

例えば家のレンタル。

日本で借家というと、基本的には何もない空の家を貸す・借りる。

バリ島では外国人オーナーのヴィラが多く、普段は家のように住んでいて、自分たちがいない時は家具や食器など全部そのままで人に貸します。

合理的ではありますが、もしあなたが旅行に行く間、今住んでるあなたの家をそのまま誰かに貸すことってできますか?

毎日あなたが寝ているベッドを、見ず知らずの人がしばらく使うのってどうでしょう?

ホテルとか旅館、ゲストルームでベットや布団を共有するのはわかるんですが、住んでる家やいつも使ってるベッドをシェアするって日本人、いやアジア人?にはちょっと馴染みのない文化じゃないかな。

外国人の方がシェアできるものの幅が日本人よりあきらかに広い気がします。

 

まとめ

まだまだいっぱいあると思いますが今回はこのくらいで。

外国人と一緒に生活すると、もしかすると今まで持って生きてきた常識なんか木っ端微塵に破壊され、新たな常識で上書きされることもあるかもしれません。

これを面白いと取るかストレスと取るかでこれからの二人の行く末が変わってくるのかなぁと思います。

全部合わせる必要はないし、かといって貫きすぎても相手の不満が募るかもしれないし、バランスが大事ですよね。

個人主義が多い海外ではみんな自己主張が強いので押し切られそうになることも多々ありますが、何も言わなかったら了解したと思われてしまいます。

こっちの意見もちゃんと主張しましょう!

日本では反対意見を否定的に取られてしまうこともありますが、海外ではもっといい方法を見つけるための手段なので、よりよい未来のために、家庭内国際紛争をポジティブに利用してくださいね!

ではまた。

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ABOUT US

padmako地球人
バリ島在住、関西出身です。 わんぱくなフランス人夫と2匹のバリ犬、パパイヤ君(木)と一緒に暮らしてます。 好きなこと:最近はよく料理してますが本当は作るより食べる、喋るより書く、マッサージされる、耳かき・爪や毛穴のお手入れ、日焼け、マイペースなヨガ、部屋の掃除、犬の耳掃除