生きてるだけで丸儲け!当たり前の日常に感謝を忘れないで過ごしたい☆

生きてるだけで丸儲け バリ島暮らし

あけましておめでとうございます!!

2020年もみなさんにとって素晴らしい一年になります様に☆

今生きてることの有り難さを忘れない様、日々、感謝して過ごしたいと思います。

毎日当たり前にしてたことができなくなった時、それがどれだけ有り難いことだったか気づいたりしませんか?

このブログやわたしのTwitterをご存知の方は、わたしがどれだけ食いしん坊万歳か知っておられると思いますが、そんなわたしが全く食欲がなくなりご飯3口しか食べれなくなるような体調不良になってしまい、おかげでいろんなことを考えるきっかけになりました。

恥を覚悟で先に言っておきますが、実はどこも悪くなかったんです(-_-;)

どこも悪くないのにここまでなるんだ!と身を持って体験したので、そのことをシェアしたいと思います。

海外在住で病院に簡単に行けない、

体調が悪いと心配になりやすい、

更年期が気になる年頃になってきた、

老後のことも気になる年頃になってきた、

ストレスが相当たまってそうだ、

心配な事もいろいろある、

不定愁訴がある、

突然動悸がして不安感に襲われる、

など、思い当たるところがある方へ。

今回は何のバリ島情報でもないんですが、海外在住で体調が悪くなったわたしの体験をシェアしようと思います。

長いですが、もしわたしと同じような方が、ちょっとでも気が紛れたり楽になってもらえたら嬉しいです。

 

目次

体調不良、海外在住の私の場合

最初はただの吐き気でした。数日でおさまったので何か悪いもの食べたのかなーくらいでした。

それから約1ヶ月後、また吐き気と喉のつまり、ゲップ、胸焼け、食べた後のおさまりが悪いので、近所の小さなクリニックに行き薬をもらってきました。

薬を飲んでも全く良くならず、さらにみぞおちにへんな圧迫感も出てきたので、ちゃんと検査してもらった方がいいかなーと思い、大きな病院に胃カメラの費用を聞いてみると、なんと約8万円くらいかかるとのことでした。

バリ島の病院では外国人(私たち)とインドネシア人の料金が違って、8万円は外国人の料金です。同じ人間なんですが料金が違うんですね。病院によってはもっとかかるところもありました。

海外旅行保険などがある人は保険でカバーされると思いますが、保険がないと全額負担になります。

わたしも一応保険はありますが、こういう場合は適応外です。

日本なら胃カメラは5,000円もしないので日本に帰りたいところですが、飛行機代がかかりますよね。

どうしよう、、、悩みます。

さらにインドネシアに長期で滞在する外国人はビザが必要で、ちょうどわたしも新しいビザ取得のためにシンガポールへ行くつもりでチケットも取ってありました。

このままシンガポールへ行って新しいビザを取得するか、その前に日本に帰って検査するか。

どうしよう、、、また悩みます。

結局、シンガポールに行ったんですが、初日にとても具合が悪くなってしまい、このままシンガポールから日本に帰った方がいいかもしれない。

どうしよう、、、切羽詰まります。

でも翌日、昨日は何だったんだ?という程けろっと調子が良くなり、チャイナタウンで食べ歩いたりもできました。

そのままバリに戻りしばらくは大丈夫だったんですが、やっぱり何かがおかしい。

そしたら胃の不調とみぞおちの圧迫に加えて、今度は背中まで痛くなってきました。

今の時代、ついついググってしまいます。そしたら怖いことばっかりいっぱい書いてるんですよね(T_T)

見たらあかん、でも見てしまう、、、

やばい、、、真剣に心配になってきました。

別のクリニックへ行き症状を話して薬をもらいますがやっぱり治らない。

※クリニックは簡単な診察をして薬は出してくれても、胃カメラなどの設備はありません。

このままではあかん!もう絶対日本へ帰ろう!と決心したものの、今度は旦那が調子悪くなるわ、チケットがバカ高くなるわでタイミングを逃しまくってしまい、やっとチケットを取ったものの結局2週間後くらいになりました。

その間にもみるみる食欲がなくなり、最後の1週間は白飯を3口食べるのがやっとで、水さえ飲み込みずらくなり、常温の水をちびちびとすするのがやっとでした。

日に日に体力もなくなり、体重も気がつけば5kg近く減っていて、皮膚も乾燥してシワシワに(T_T)

急に見るからに具合の悪い人になったので、みんなにびっくりされました。

なかなか治らないので、お手伝いさん(バリ人)には絶対ブラックマジックだと言われるし。

家のお寺を修理したり、大木を切ったりもしたので、一応お祈りもしてもらいました。

でもやっぱりしんどいもんはしんどい。

さすがにここまでしんどいのに何ともないわけがない。もしかしたら良くない病気かもしれない、いやあり得る、ネットに書いてることともかなり当てはまる、これは覚悟はした方がいいかもしれない、、、と思った途端、いきなり世界が色褪せて見えてきて、こないだまでの色鮮やかな世界をなんでもっと感謝しとかなかったんだとマジで悔やみました(T_T)

友達から、海外に住んでる弟がずっと喉に違和感があって、すごい心配して日本に戻って検査して何ともないとわかった途端、ピタッと元気になったという話を聞いても「良かったなー!わたしもそやったらいいけど、でもさすがになんかありそうよなぁ」と超弱気です。

一人で飛行機に乗れるかさえ心配になってきましたが、それより帰国の日まで体力が持つのか、それまでに倒れてこっちの病院に運ばれたらどうしよう。

もう考えただけですごいストレス。

とにかく何がなんでも日本に帰るしかない!

やっと迎えた帰国当日は歩くのもフラフラで、カバンも自分で持てなくて、こういう時こそエアポートサービス

おかげでイミグレも並ばず優先ラインを通り、カバンも全部持ってもらいゲートまでスムーズに移動できてすごい助かりました。

さぁ明日の朝には待ちに待った日本だ!(T_T)

不安な気持ちの乗り越え方

こんな感じだったので帰国の日まではとにかく不安との戦いです。

日本に帰って検査するまでは何もわからないわけで、いらん心配を今からしても仕方ないとわかってはいるんですが、心配スイッチが入ってしまうとなかなか切り替わらないもんなんですよね。

病院で検査を受けて結果を待つ間の不安な経験をされた方っていっぱいおられると思うんですが、わたしまだ検査もしてないのにそんな感じで、本当に不安でどうしようもない気持ちになりました。

このなんとも言えないモヤモヤした不安な時間を乗り切るのに、わたしの場合はTwitterのフォロワーさんたちのいつもの投稿がとても気持ちを楽にしてくれました。

「今日もこの方、元気そうで良かった」→❤

「猫ちゃん、今日も可愛いなー」→❤

「この方、いっつもオモシロイなぁ!」→❤

見てるだけですっごい落ち着いてきて、わたしもたわいもないことを投稿することでモチベーションが保てて、ちょっと元気も出てきて、Twitterの新たな効果に気がついてしまいました(^o^)

そんなつもりはなくても、何気ないツイートが誰かの元気や勇気になってたりするかもしれないんですよね。

逆も然りですが、わたしにはとても効果的でした。

状況を知ってる友達や家族も、わたしの超落ちる不安メールにもずっと付き合ってくれて(今思うとほんと申し訳ない)、この人たちがいてくれるだけでもう十分幸せなことだと思いました。

もし彼らが落ちた時は絶対に全力で恩返ししたいです。

以前にヨガの経典やサンスクリットの勉強をしてたこともあるので、マントラを唱えたりもしました。

どんな運命になっても受け入れられる強さが持てます様にと、、、

もう完全に困った時の神頼みみたいですが、マントラの波動は肉体にも思考にも作用すると言われていて、実際すごく落ち着くんですよね。

身の回りはコンパクトにしておくべし

とにかくまだ今は生きてるし時間があるんだからそれだけでもラッキーだ、今できることをしよう!と思い、やり始めたのがなぜか部屋の掃除で^^;

万が一バリに戻って来れないようなことがあっても、見られてマズイものや要らないものを今から片付けておける時間があるのはむしろラッキーだと思ったんですね。見られてマズイものがいっぱいあるわけじゃないんですが、ちょっとあった。w

というより、いつでも身の回りは常にコンパクトにまとめておくに越したことはないなと強く思いました。

終活という言葉があるみたいですが、常日頃から身の回りをコンパクトにしておくのは、もしもの時、自分もまわりもストレスが減るしスムーズだと私は思うので、今回のことでバリの家も日本の家も徹底的に片付けました。

ミニマリストとまでは行かないものの持ち物はわりと少ない方なんですが、それでもけっこういろいろ出てきました。

ただこういう片付けはできるだけ早くから、元気に動けるうちにしておくべきだなと。片付けって体力要りますもんね。

ただの心配しすぎだったのか?

さて話は戻って。なんとか日本に到着して翌日、すぐに胃カメラ検査を受けました。

かなりの覚悟で挑んだので、「特になにもないですねー」と言われた時は口から胃が出そうになりました。

相当ほっとしたんです(T_T)

でも症状がこれだけ出てるので他に悪いところがあるかもしれないと、別の検査もいろいろしてもらいましたが不整脈以外特に異常ナシ。

しかもこの不整脈は今の症状にあんまり関係なさそうだと。

じゃあ一体これは何よ?

ただの心配しすぎでここまでなるか??

でも実際、胃が大丈夫とわかったら食欲が出てきました。

点滴してもらったら急に元気も出てきました。

海外に住んでる友達の弟の話と全く一緒じゃないですか!(T_T)

私の話を聞いた友達の弟は「めっちゃ、よーわかるわ!」と一人かばってくれました^^;

海外だとすぐに病院に行けなかったり、医療への不安、費用の問題など日本ではあまりしなくていい心配や障害があったりして、その不安からよけい具合が悪くなるという悪循環に陥りやすいんですよね。

タイミングを逃してしまうとわたしのようにどんどんツボにハマってしまうこともあるので注意が必要です。

その後もしばらく胃の圧迫や背中の違和感は残ってたんですが、ある日、突然気分がドーンと暗黒世界に落とされるような恐ろしい気分に襲われ、めちゃめちゃ気分が悪くなり自分が揺れる程の動悸を感じました。

いわゆるパニック発作のようなものが時々起きましたが、20~30分するとおさまって来ます。

体は異常なかったのでこれといった原因もよくわからず、でもだんだん自分で対処の仕方がわかってきたので自然におさまってきました。

心配とか不安ってダイレクトに体に影響するので、こういうことはわりとよくあるんだそうです。

でもまさかここまでなるとは。。。

ストレスは知らぬ間に攻撃してくる

ちょうど同じ時期に同い年の友達が二人他界しました。どちらも病気でした。

「死ぬ」ということを突然身近に感じて、自分が自覚するよりショックだったのかもしれません。

自分ももう若くはないし、旦那さんもだいぶ年上だし、海外在住でもあるのでこれからのこと、老後のこと、家族のこと、どんな選択が一番ベストかもっと真剣に考えないといけないと思いました。

余談ですが旦那さんはADHDという発達障害的な部分があるので日常的に振り回される事も多く、自分を安定した状態に保っておくのがムズカシイ時もよくあります。まぁいつも安定した状態でいるのって誰でもムズカシイですよね。

思うように行かないこと、イライラ、怒り、心配、不安、恐れなど精神的・肉体的疲労も全部ストレスになるのかもしれないけど、ストレスって見えないし計れないし、でも私たちの体や心に大変良くないらしい。

ある時、知らぬ間にいろんな形で攻撃されているのかもしれませんよね。

不調を感じたらまずは休息を取って、よくならなければできるだけ早く対処(病院に行くとか)する、その対処がいつでもすぐできる環境を作っておく(費用の心配がいらない様に保険に入っておくとか、いつでも日本に帰ることができるとか)のも大事だなとつくづく思いました。

こんな保険もあるよ!!ノマドワーカー向けの医療保険「SafetyWing」

「生きてるだけで丸儲け」でした

白米3口、水も飲み込めない、もう覚悟した方がいいかもしれないと本気で思ってたので、だんだんと体調が戻ってくると、生きてることの有り難さがいろんな瞬間にひしひしと身に沁みてきます。

季節は秋。色鮮やかな紅葉を見て、ほんまに 今生きてるだけで丸儲けやな、と思いました。

※明石家さんまさんの名言をお借りしてます。

不安になったり、悩んだり、心配するのも今生きてるからこそで、そのことにも有り難いと思えるようになりたい。

それができたらブッダに近づけそうです。

そしたら不安も、悩みも、心配も、そう悪いことじゃないし、こんな風に考えるきっかけになっただけでも、今回のしんどい騒動は悪いことばかりじゃなかったなと。二度となりたくはないけど!

自分に起きることにすべて間違いはない、と信じたい。

今実際に病気やその不安でいっぱいの方もおられるのに、そんな風に思えるのは自分が大丈夫だったからだ!と言われたらそうなのかもしれません。

でも死を迎えるその瞬間まで、生かされていることに感謝できる人でいれたらいいですよね。

2020年もよろしくお願いします!

 

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