甘い誘惑は万国共通。
バリの人も甘いお菓子が大好きです♥
セレモニーではお供えだったり、お祭りや結婚式など人が集まる時にはたくさんのお菓子が振る舞われます。
素朴な手作りのお菓子もあるし、買ってきた小ぶりのケーキなどのお菓子もあります。
こんな感じ↓
インドネシア語ではお菓子とかケーキのことを Kue : クエと言います。
バリ語では Jajan : ジャジャン。
甘いバリコピxジャジャンはバリ人の定番ですよね。
ということで今回は、バリ島ローカルスイーツの話。
地元の人に根強く愛されるスイーツショップの大御所「Purimas」(プリマス)を紹介します。
プリマスは子供からおじいちゃん、おばあちゃんまでみんな大好き。
「プリマス買ってきたよー!」と言ったら、
「ワーッ!!」とみんなが笑顔になるくらい。
バリ人にとってのプリマスといったら、
大阪人にとっての551の蓬莱
くらいのポジションではないでしょうか^^;
(551の蓬莱は、大阪名物の豚まんが有名なお店です)
外国人旅行者が多いバリ島には美味しい洋菓子もたくさんありますが、せっかくバリ島に来たならローカルスイーツも食べてみたいくないですか?
日本人には珍しい、南国ならではなスイーツもたくさんありますよ。
バリ島ローカルスイーツの世界へようこそ!!
目次
バリ島の老舗スイーツショップ「Purimas3 Cake & Bakery」
バリ島らしい佇まいのお店で、バリ島内に全部で3店舗あるかと思います。
この Purimasu 3 の3の意味がちょっとわからないですが、他のお店も全部3がついてます。
写真はデンパサール方面のJl. Teuku Umarにあるお店。地図はこちら↓
その他のお店はこちら。
【クタエリアのお店】
Jl. Raya Kuta No.118, Kuta, Kabupaten Badung, Bali 80221
【クロボカンエリアのお店】
Jl. Raya Kerobokan No.6, Kerobokan Kelod, Kuta Utara, Kabupaten Badung, Bali 80361
デンパサールエリアのお店へ潜入!
早速、Jl. Teuku Umarにあるデンパサールのお店を覗いてみましょう。
入った途端、コッテコテのバリ風。
ウェルカム像の後ろの柱や天井、奥のテーブルにもバリらしい細かい彫刻が施されてますね。
日本だとケーキ屋さんってそんな大きなイメージではないですが、プリマスはどこのお店もけっこう広い店内になってます。
入ってすぐ左側にあるのが、パン系商品の引き出し棚。
ちょっと見にくいですが、この左下のパウンドケーキ風のやつが人気のバナナケーキ。
しっとりしてすごい美味しいです!!
紅茶とかにもよく合う、侮れない一品。
昔は1個6,500ルピアとかだったんだけど、今は物価も上がって1個12,500ルピアで100円くらい。まだまだ安いですよね。
切ってと頼めば、6等分くらいに切ってもらえます。
その他の小ぶりのパン類はだいたい3~4,000ルピア(約30円)くらい。
こっちもローカルの菓子パン系。
バリのお菓子は色素を使うこともありますが、緑色のものはパンダンリーフという植物を使ってることが多いです。
ロールケーキだってあります。
これならバイクでも運びやすいので、ちょっとしたお使い物にも持っていきやすいですね。
これは先程のバナナケーキのデラックスバージョン、チョコレートがけ。
チョコレートがついてる分ゴージャス感はありますが、わたしはチョコなし派だな。
レジに近いガラスケース内には、カラフル系の生菓子があります。
これも昔は1,500~2,000ルピアとかだったけど、今は1個2,500~3,000ルピアくらいになりました。それでも1個20~25円くらい。
小ぶりのケーキは10個買ったら1個サービスでもらえます。
選ぶの面倒な時はいろいろセットもあります。350円くらい。
このカラフルなバラエティセットはローカルのお家へのお土産に喜ばれそうですね。
ただこれはバイクだとちょっと持って行きにくい感じだな。
バリ島ではケーキやスイーツのお店で、揚げ物や塩辛い系のものも売ってることがよくあります。
バリ人もよくコピ(コーヒー)を飲みますが、スイーツも揚げ物もその時のつまみっていう共通点なんでしょうか。
シンプルな鶏肉と米のちまきみたいなのから、豆腐の揚げ春巻き、野菜&うずら卵の入った揚げパイ風とか、エビの乗った揚げお好み焼きみたいなのとか、アレンジが豊富。
緑豆のあんこが入った揚げ餅の外側に白ゴマがついた、おなじみ中華風ゴマ団子もあります。
バリ島では中華風ゴマ団子をOnde Onde(オンデオンデ)と呼びますが、マレーシアではオンデオンデは黒蜜の入った生菓子でまわりにココナッツがまぶしてあるのを言うみたいで、それってバリ島ではクレポンって言われるお菓子ではないのかな。
そしてこれがわたしのプリマスランキングで堂々1位、シンコン&ココナッツのもっちりケーキ。
なんだ?この塊は???
切り分けてみましょう。
美味しそうでしょー?ってほんとに美味しいんです!これ。
一見、緑のカステラみたいですが、中の部分のもっちり感がカステラとは全然違います。
インドネシアではよく使われるシンコン(キャッサバというタピオカの原料の芋)のお菓子。
黄色と緑(パンダンリーフ)があって、両方一本21,000ルピア(170円くらい)で頼めば8等分くらいに切ってくれます。
が、通常のさらに半分に切ってもらっていいくらい、かなりもっちり&ずっしりしてます。
程々の甘さ、もっちり感、素朴さ、食べた満足感、日本にない感、といろんな欲望を一気に満たしてくれるツボをついたお菓子。プリマスに行ったら絶対買います。
バリ島のバースデーケーキ
誕生日のお祝いなどのデコレーションケーキはこんな感じ。
はじめて見る人にはちょっと衝撃のカラフルさですよね^^;
明らかに天然色素ではないでしょう。
とっても上手にデコレーションされてるんですが、よく見るとだんだんバリの彫刻にも見えてきます。
これが一番シンプルめなブラックフォレスト。これは食べたことがあります、甘かった。
締めはこちらのキャラクターケーキ。
左のキャラクター、見たことあるけど名前がわからない!
キャラクター、黄色、カプセル(?)と入れて検索してみたが出て来ない。
メガネ、と入れたらやっと出てきました^^;
ミニオンズって言うんだ!
みんな知ってるのかな??
バリ島でも人気なんですね。
まとめ
プリマスはバリ島発祥のスイーツ&ベーカリーのお店のようなので、お店の雰囲気にもバリらしさがありますよね。
わたしも地元の人へのお土産やちょっとしたお礼なんかによく利用しますが、いつもみんなすごい喜んでくれるのでとても重宝してます。
バナナケーキやシンコン&ココナッツのもっちりケーキなどは欧米人の口にも合うみたいですよ。
小ぶりのなら気軽に買える値段なので、バリ島滞在中にプリマスの近くを通りかかったら、いろいろ買ってって試してみるのもいいですね。
ただし、生のココナッツが使われているのとかクリームなどの生菓子系は早めに食べてくださいね。
ではまた。