パンやケーキが大好きなpadmako(@padmako_bali)です。
一昔前までバリ島には、本格的なパン屋さんやケーキ屋さんてそんなになかったのに、最近は岩のようにかたいパンばかり売ってるパン屋や、外国人パティシエが腕を振るう本場さながらの”パティスリー”というやつがあっちこっちにできましたよね。
でもそういうお店は日本人もびっくり価格だったりするので、かんたんには手が出ません(T_T)
お手頃価格で美味しくて、気軽に買えるお店の方が庶民には有り難いです。
そんなわけで今回は、庶民の味方!バリ島のパンと洋菓子の老舗「ホーランドベーカリー」を紹介します。
ホーランドベーカリーは1978年に設立、インドネシアのモダンベーカリー界を引っ張ってきた先駆者的存在。(とウェブサイトに書いてあった^^;)
インドネシアと西洋のお菓子をバランスよくかけ合わせた品揃えと、手頃な値段、美味しさで、地元の人はもちろん外国人在住者にも利用者の多いお店です。
わたしも前からちょくちょく利用していましたが、最近、この店に カヤジャム があることを知ってから頻繁に通っております^^;
カヤジャムは、ココナッツミルクと卵、砂糖で作られた甘ったるいカスタードのようなペーストで、シンガポールやマレーシアでは朝ごはんにトーストに塗って食べられるのが有名ですよね。
カヤジャム自体はバリ島のスーパーにも昔から売ってたんですが、また買いたいとは思わなくて、そしたら先日、友達が「ホーランドベーカリーのカヤジャム食べたことある?」と買って来てくれました。
昨日もらったカヤジャム、カロリーもオバケと思いますが美味しい😍
賞味期限が短いし早く食べてと言われたけど、もう完食してしまった🙈💦
これはたいへん危険なジャムです😝#バリ島 #カヤジャム #朝ご飯 pic.twitter.com/2Rt0AYIPvi
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) August 6, 2020
カロリーは間違いなくおばけですが、甘いものやカスタード系が好きな方なら、このリッチな甘ったるさはきっと虜になると思います。
日本のパン屋さんやケーキ屋さんとはちょっと違うインドネシアのモダンベーカリーの品揃え、シンガポールで食べるのと変わらない本格的なカヤジャム、おすすめ商品などを紹介しますので、甘いもの好きな方はぜひ読んでみてくださいね。
ではスタート!
目次
バリ島の「ホーランドベーカリー」
ホーランド、というのはオランダのことですね。
その昔、インドネシアは300年以上オランダの植民地だったので、バリ島とオランダの歴史も深いです。
さて、現在バリ島にあるホーランドベーカリーの店舗ですが、Googleマップで検索すると17店舗くらい出てきました。
ほとんどのお店は、ジンバラン~ウブドまでにあるみたいですね。
今回はわたしがよく行くデンパサールのTeuku Umar店を紹介します↓
住所:Jl. Teuku Umar No.204, Dauh Puri Kauh, Kec. Denpasar Bar., Kota Denpasar, Bali 80113
TEL : +628970900305
WEBSITE : Holland Bakery (インドネシア中の店舗が検索できます)
営業時間:朝7時~夜11時
駐車場:店舗の前にあり
この看板が目印なんですが、ちょっと行き過ぎそうになる場所にある。
ホーランドな雰囲気!!かどうかわかりませんが、西洋風?
中に入ってみまーす。
パン&お菓子の品揃え
モダンな店内。けっこう広いし商品もいっぱい。
日本のパン屋さんって外に出てることが多いけど、ここは全部ケースの中に入ってます。
ケース内。甘いものから、塩辛いもの、揚げ物まで、いろんなバラエティがあるのがインドネシアのパン&ケーキ屋。
ただホーランドと名のつくパン屋でも、西洋のパン屋のようなバゲットとかハード系のパンはほとんどなくて、やわらかめの食パンや丸いパン、菓子パン系が中心になってます。
チョコクロワッサンやアーモンドデニッシュ。だいぶ前に食べましたが普通に美味しかったです。
値段は今のレートで60~70円くらいかな。
串刺しになったシュガーパウダーのかかったドーナッツやチョコレートコーティングされたパン、美味しそうなデニッシュ系もいろいろありました。
串刺し、ドーナッツサテって名前がウケる。
ふわふわしたシフォンケーキ風とかがあったり、
インドネシアらしいココナッツや南国の材料を使った色とりどりなお菓子。
バナナの歯に包んで蒸したお菓子や、魚や鶏肉の入ったおこわ風のとか、いわゆるお茶と一緒に食べるおつまみ的なものがインドネシアのパン屋やケーキ屋には売っています。
クッキー類も充実。
バイクでも運びやすくてお使い物に良い、箱入りのケーキ類。
食パン類。わたしがよく買う一番左の緑色のパンダン食パンは、15,500ルピア(約120円)で12枚くらい入ってたかな、お得。
これにカヤジャムを塗って食べる幸せ♡
※パンダンは植物で、これの葉が着色や香り付けによく使われます。
ホーランドベーカリーのカヤジャム
こちらがカヤジャム。なんとこれ驚異の13,000ルピア!(今のレートで約100円弱)220g入り。
瓶代やステッカー代もかかるのに、儲けあるんやろか?と心配になっちゃうよね。
このあたりはさすが”インドネシアのモダンベーカリーの先駆者”だからこそできる価格なんでしょうか。
材料も卵、ココナッツ、砂糖、パンダンのみでシンプル。
なので賞味期限が短かく、早く食べないといけません。(すでに賞味期限が切れてたりする場合があるそうなので、買う時は必ずチェックしてね!)
やっぱりカヤジャムはケチらずにたっぷり使ってこそ濃厚さが楽しめると思うので、古くならないうちにいっぱい使ってください^^;
カロリーとか気にしてたら食べれなくなるので、でもちょっと気になるので 小さいフォントで書いておきます。
カロリー:15g=38カロリーということなので、1瓶だと約550カロリー(-_-)
実食例。カリッと香ばしめに焼いた緑のパンダントーストにたっぷりのカヤジャム(おそらく150カロリー分くらい?)を塗って、不味いはずがない♡
これに半熟卵がついてたら、シンガポール風の朝ごはん完成。
パンダン食パンのやわらかさを残した軽焼きトーストにカヤジャムたっぷり&ゆで卵の朝ごはん。
ゆで卵も悪くないです。
旅行者の方も、この食パンとカヤジャムを買ってホテルの冷蔵庫に入れておけば、ちょっとお腹が空いた時にさくっと食べれて良いですよね!
ただ一枚で止まらなくなる可能性があるので気をつけてください。www
さて、ホーランドベーカリの店内に戻ります。
ケーキコーナーの品揃え
ケーキ、どうでしょう?けっこう美味しそうですよね。けっこうってちょっと余計ですが、、、
インドネシアのケーキにありがちな、青とか緑とかのすごい着色のケーキはここはほとんどないです。
さすがモダンベーカリーの先駆けだけに^^;
ホールのケーキがこれだけ揃ってるってことは、やっぱりけっこう売れるんでしょうね。
ケーキはこちらのメニューから前もって注文することもできます。(サイズによってできないものもあり)
前に何度かここから注文して実物がなくてちょっとドキドキでしたが、フルーツのタルトとか期待通りで美味しかったですよ。
ケーキコーナーの中でおすすめなのが、右上のジャパニーズチーズケーキ。
何がジャパニーズなんだと言われたらちょっとわかりませんが、ジャパニーズと名付けた気持ちはわかるんです。
軽くてさっぱりな口溶けで、チーズ蒸しパンをもうちょっとチーズケーキよりにした素朴な感じ?
これバリ在住の日本人にとても人気みたいですね!なので間違いない美味しさなんだと思います。
切るとこんな感じ。ちょっと見た目イマイチですが、食べた方がイケてます。
最大8切れ(写真のサイズ)くらいに分けれるので、4人くらいで分けたら満足いくサイズが食べれる。www
切る前はこんな感じ、テリテリして美味しそう♡
お値段はお得な一箱35,000ルピア(今のレートで約260円)
これも日持ちしませんが、冷凍もできるみたい。冷凍してそのままの食感も悪くないです。
お祭り前に行くとこんなセットも用意されてました。これはクニンガン用だと思う。
まとめ
バリ島で有名なローカルのケーキ屋さんというと、デンパサールではPurimas(プリマス)も有名ですが、ホーランドベーカリーの方がもっと西洋風でお値段的にもちょっとだけ高級な感じかなぁ。
よりトラディショナルなお菓子ならプリマスの方が種類が多いし、より西洋風ならホーランドベーカリーかな、と用途で使い分けてます。
ホーランドベーカリーのポイントをまとめると、
- インドネシアのモダンベーカリーの先駆け
- インドネシアのいろんなところに店舗あり
- バリ島ではジンバラン~ウブドにある
- 美味しいカヤジャムが売ってる
- しかも激安の13,000ルピア!
- カヤジャムは賞味期限が短い
- ”日本のチーズケーキ”も美味しい
- これもお得な35,000ルピア
- ケーキの種類が多い
- ケーキはメニューから注文もできる
- 味も値段も庶民の味方!
先日行った時のお買い上げ品。この下の平たいパン、中にレーズンとチーズクリーム(クリームチーズ?)が入ってて、なかなか美味しかったです。
まだまだ食べてない名品がありそうなので、また通いたいと思います。
バリ島旅行が再開されたら、ぜひバリ島のホーランドに寄ってみてくださいね!
ではまた。