2022.6現在、こちらのお店はナシチャンプルを停止して、物販のみの営業になっています。
日本へ一時帰国していて、久々の投稿です!
バリ島、暑っつ!
日本から来たら半端ない暑さですね。旅行に来られる方、炎天下に出歩かないことをおすすめします。ってわたしさっきまで炎天下で日焼けしてたんですが。会う人みんなに白くなったと言われるので、ちょっと取り戻してます^^;
さて、今日はインドネシアのベジタリアンレストランの話を書こうと思います。
インドネシア料理のベジタリアン専門レストランって行ったことありますか?
バリ島でベジタリアン・ビーガンというと欧米人ベジタリアン向け西洋料理のイメージが強いですよね、でもインドネシア料理のベジタリアン専門レストランだってあるんです。
街でちょいちょい見かける「Warung Vegetarian」(ワルン ベジタリアン)の看板が気になって、わたしも普段はお肉を食べない(魚は食べる)ペスカタリアンなので、どんなんだろう?と興味が湧いて色々と試してみました。
基本的にはお肉を使わない料理が並んだ普通のナシチャンプル屋さんです。が、信仰とか思想的ベジタリアンが多いようで、中にはちょっと不思議系の音楽が流れていたり、神様の像があちこちに置かれて独特な雰囲気が漂っていたり、なんとなく既にある宗教の中のお肉を食べない流派とかなのかなと思ったり。知らんけど^^;
でも誰が行っても食べれるのでご安心を。
またしても来てしまったベジワルン、どんだけ好きやねん🤣🤣🤣
メニューは10種類くらい毎日日替わりで、今日のチョイスは左から湯葉、テンペ、揚げナス、椎茸の茎、野菜の揚げ物🍴
アイスティーつけても23K(約180円)だからよけい来てしまう😋#バリ島 #ベジタリアン #ランチ #ナシチャンプル pic.twitter.com/7DOr1Sp3TP
— padmako@bali🇲🇨(一時帰国中) (@padmako_bali) October 29, 2019
ということで、今回はわたしがついつい通ってしまう、バリ島デンパサールのどローカルエリアにある穴場のベジタリアンナシチャンプル屋さんを紹介したいと思います。
インドネシア料理のベジタリアンに興味がある、
それを作るベジタリアン材料が買いたい、
ベジタリアンではないが、いろんなナシチャンプルが食べてみたい、
毎日違うおかずを安く食べたい、
観光客の絶対来ない店に行ってみたい、
デンパサールのローカルエリアに興味あり、
いろんな意味でマニアックなとこが好き、
という方はぜひトライしてみてください。
メニューは日替わりで安くて味もなかなかで、たくさんあるバリ島インドネシアンベジタリアンの中でもわたし的にじわじわアツいお店なんです。
ローカルベジタリアンの常連さんにも強い支持を得てるようで、グーグルマップのレヴューも4.5というなかなかの高得点!
ただちょっとマニアックなお店なので興味がある人がいるかどうか、、、でも敢えて書いてみたいと思います。www
ではスタート!!
目次
デンパサールのベジタリアン「Kedai Mie Vegetarian」
どれが店名なんかわかりづらいんですが、ドアに書いてる「Kedai Mie Vegetarian」というのが名前のようですね。
実はここ、デンパサールの丸亀うどんの交差点からわりと近くです。
住所:Jln. Pulau Kawe No.40AB, Dauh Puri Kelod, Denpasar Selatan, Dauh Puri Kauh, Kec. Denpasar Bar., Kota Denpasar, Bali 80114 インドネシア
営業時間:朝9時~よる9時
TEL : +62 851-0187-1188
駐車場:バイク有り、車2~3台はOK。駐車場のおっちゃんもいます。
店内ではいつも同じ音楽が繰り返し流れていて、お店を出た後もこの曲がしばらく頭から離れません。壁にはベジタリアンの心得的なことが書いてあったりします。
かなり何回も行ってますが、外国人に会ったのは数回だけで、喋ってないけどお互いに「お宅もこの店知ってはりましたん?」的な雰囲気を感じました。笑
わたしのベジタリアンナシチャンプルコレクション
ナシチャンプルを頼むと毎日違う日替わりのおかずから一品づつ盛ってくれるんですが、だいたい毎日10種類前後くらいあるかな。
わたしは任せずに自分で好きなものを選んで、さらに特に好きなおかずは多めに取ってもらってます^^;
Kedai Mie Vegetarianはアラカルトも充実しているので、メニューから注文する人も多いですよ。
では、ここからはわたしが今まで食べた数々のベジタリアンナシチャンプルのコレクションを紹介したいと思います。
この日は6種類くらい取ってますね。茄子を使ったおかずは頻度高めで登場しますが、たまに辛い時あり。
左のオレンジ色のは小さめの大豆ミートを使ったおかず、ちぎった高野豆腐的な食感にインドネシアの味付けがなされてます。
左は煮たナンカ(若いジャックフルーツ)でこれも定番。
手前の照りのある茶色いのも大豆ミートで甘辛肉食感、薄い色の方はわたしはあまり好きではなかった。
この日はデラックスおかず揃いの日。左の茶色いのはしいたけの茎で、コリコリしてちょっと佃煮みたいでとても美味しいです。あったら必ず多めに取るやつ。
右の茶色も大豆ミートの甘酢唐揚げみたいな感じだったかな、なにせ大豆ミートはサイズや種類がたくさんあるので、いろんな料理法や味付けで調理されてます。すごい大当たりもあれば、何じゃこれ?って時もある。笑
ご飯の上に乗ってる日替わりの野菜のゴレンガン(揚げ物)もほぼ毎日あります。これは無難に美味しい。
この日も好きなおかずが多かった日。
上の茶色くて平たいお肉みたいなやつが、わたしの一番お気に入りのおかずです。
これ食感も噛み切る時の繊維感もすっごい肉っぽいんです!どうやって作ってるのかと思う。また味付けも素晴らしい!
下の焦げ茶も別の大豆ミート料理で美味しかった。
左上のオレンジ色はもはや何でできてるかわからない、たまーに出てくるミステリー料理もこのお店の面白いところです。
でも動物性のものは一切使ってません。
また出ました、お気に入りの肉食感。この日はカレーソース風の味付けになってました。
ご飯にもかけて汁飯もイケます。
左の茶色い竜田揚げ風は、食べた食感がミステリー系だった。
テンペ料理もよく出てきますが、これも日によって辛い時があります。
この右下もたしかしいたけの茎を使ったおかず、しいたけ茎のが美味しいんちゃうかな。
その上のはポテト、甘酢が絡んでたりしてなかなかイケました。
コレクション写真にはなかったですが、まれにサテ(串焼き)があるんです。これもすごくオススメ!美味しいです。
※もしかするとアラカルトならいつもあるのかも。
ここのサンバルはちょっと見た目も違って、いかにも辛そうなので私は要らないと言ってますが、辛いの好きな人はぜひトライしてみてください。
同じお店だと、取るものも似てきて毎回同じようになりがちですが、ここは料理の系統は同じでも日替わりなので、毎日違うものが食べれて飽きないんですよね。
この感じで、お値段はいつも25,000ルピア前後(約200円)です。アイスティーつけても300円くらい。
だた日替わりなだけに、おかずが当たりの日と微妙な日があることをご了承ください^^;
遅く行くと選ぶおかずが残ってない場合もあるので、できれば早めがオススメです。
ベジタリアン食材も買えるよ
店内にはベジタリアン食材もたくさん販売してるんです。これを見るのもなかなか楽しいんですよ~
おせんべいクルプッ類から、クッキー、ナッツ、しいたけの茎からよくわからない乾物系まで、あと米粉、タピオカ粉なんかもあります。
調味料類、きのこのスープストック、干ししいたけ、春雨、海苔、湯葉、ドライ大豆ミート、ベジタリアンインスタント麺、などどこでも買えるようなものからマニアックなものまで色々あります。
最近見ないけど、バッパオ(肉まんみたいなやつ)が前はよくあって、これのベジタリアンも美味しかった。
特にこのあたりの中華系調味料は何なのかよくわからないんですが、興味そそられます。
こちらが乾燥大豆ミート。小さいそぼろタイプから唐揚げとかにもできるちょっと大きめサイズもあり。
水で戻して使いますが若干臭みがあるので、わたしは何回か戻して絞ってを繰り返して、それから味付けして使ってます。
冷凍食品もあり。動物性のものを使わないで加工したソーセージっぽいのとか、肉や魚を真似たようなのとかもあったと思う。
たまにすっごい量を買っていく人がいるんですよね。
そしてこれがお気に入り、超肉食感の冷凍大豆ミート。
おそらく味がちょっとついてるっぽいんですが、わたしは解凍したらジップロックに入れておろしにんにく、おろし生姜と醤油なんかを入れてモミモミやってフライパンで焼いてます。
するとこうなる、まるで焼き肉丼じゃないですか??黄色いご飯を使って彩りよくしてみました^^;
※一番上の画像もこの大豆ミートを使ってます。
自分でいいますが、めちゃ美味しかったんです!時間が経ってもかたくならないんでお弁当にもいいかも。
けっこう入ってて8万ルピアくらいだったかな。冷凍だから日持ちもしますね。
まとめ
ベジタリアンになる理由って、健康のため、宗教のため、動物愛護のため、環境のためなど人により色々あると思いますが、どちらかというと健康上の理由が多い欧米人ベジタリアンに対し、インドネシアの場合はやっぱり宗教、信仰や思想による場合が多いのかな。
なので、動物性のものを使わないというところにポイントがあるので、いろんな添加物とか化学調味料が使われていたり、お肉やお魚に見せるための色素が使われていたりする場合があるかもしれません。
どこにポイントを置くかで変わってくる部分なので、ベジタリアンというだけでなく、健康のため食材の品質にもこだわりがある場合は気をつけてくださいね。
Kedai Mie Vegetarianをまとめると、
- 動物性の食材を一切使っていない
- 日替わりのおかず
- 大豆ミート料理のレシピが豊富
- ナシチャンプルを食べる場合は早めに行った方がいい
- ナシチャンプルはだいたい25,000rp前後くらい(約200円)
- インドネシアンベジタリアン食材がいろいろ買える
- 観光客にはまず出会わない
- 食材の品質にこだわる場合は気をつけてね
- ベジタリアンの思想感を感じる
といったところでしょうか。
わたしは旦那さんの会社が近くにあるのでよく通るエリアなんですが、普通は行こうと思わない限りなかなか通らないエリアだと思います。
先日書いたボカシオイルの売っているお店からはちょっと近いかな?↓
こんなマニアックさに興味が湧いたらぜひトライしてみてくださいね!
行かれた日がおかずの当たりの日であります様に(^^)/
ではまた。