【こちらの記事は2020年2月27日時点の状況を書いていますが、部分的に更新(青字部分)しています】
毎日、コロナのニュースが気になるバリ島在住のpadmakoです。
日本でも、バリ島でも世界のどこでも不安な日々を過ごしておられる方が多いと思います。
これからバリ島に旅行予定の方も、エアポートや飛行機、滞在中も大丈夫かなときっと心配ですよね。
もし私が旅行するとしても、やっぱり悩むと思います。
これからバリ島に旅行予定の方、どうしようかと悩んでおられる方に、今現在のバリ島の状況がちょっとでもわかれば参考の一つになるんじゃないかなと思ったので、今日は現在のバリ島の状況と、インドネシア・バリ島に関連するコロナ関係のニュースや情報などをお知らせしようと思います。
目次
インドネシアの感染者は0人
現在インドネシアでは感染者0人、確認なしと報告されています。
検査をした人の中では0人ということなので、検査をしていない人はわかりませんよね。
これは日本でも同じかと思います。
【更新2020年3月2日】西ジャワのデポックでインドネシア国内で初の2人の感染者が出ました。
専門的なことはよくわかりませんが、新型コロナの検査が実際にバリ島でできるのかどうかも、できるという人がいたり、バリ島ではまだできないという人がいたりで曖昧です。
またインドネシア・バリ島旅行に関する新型コロナ関連の主なニュースでは、
- 2020年2月5日からインドネシアは中国本土との直行便の運行停止。
- そのため約5,000人(3,000人だったりもする)の中国人がバリ島に足止め。(このうち、中国からのチャーター機で帰国した中国人は約60名ほど)→参考記事
- 中国国籍の方でビザのない場合はインドネシア入国不可・14日以内に中国へ訪問した外国人も入国(トランジット含む)不可。
お知らせ 2020年2月5日(水)
新型コロナウイルスの影響により、弊社及びインドネシア入国に関し特別対応が以下の通り実施されます。
2020年2月5日より中国国籍及び中国直近滞在者のインドネシア入国制限(トランジット含む)
詳細は弊社HP https://t.co/c2ExQo87on及び政府、関連情報をご確認下さい。— Garuda Indonesia-JP (@Garuda_Japan) February 5, 2020
- 2020年1月22~28日までバリ島旅行していた中国人が、中国に帰ってから感染が発覚。→参考記事(英語)
- 2020年2月15~19日に家族でインドネシア旅行していた日本人男性が新型コロナに感染していた。→参考記事
- 新型コロナに感染した可能性のある日本人がインドネシアへの入国を拒否された。→参考記事
-
【更新2020年2月28日】日本入国について韓国滞在歴の追加制限と、インドネシア入国の際の健康状態通知カード(後に説明します)が更新。
お知らせ 2020年2月28日(金)
新型コロナウイルスの影響により、インドネシア入国及び日本入国に関し特別対応が更新されました。
詳細は弊社HP https://t.co/PjKfjGTECn 及び政府、関連情報をご確認下さい。— Garuda Indonesia-JP (@Garuda_Japan) February 28, 2020
- 【更新2020年3月2日】インドネシア国内で最初の2人の感染者(母と娘)。→参考記事
- 【更新2020年3月11日】バリ島でイギリス人女性が新型コロナウィルス感染により死亡。(インドネシア初の死者)→参考
- 【更新2020年3月20日より】インドネシアは日本を含むすべての国に対してビザ免除停止・到着ビザ発給停止。
お知らせ 2020年3月18日(水)
新型コロナウイルスの影響により、3月20日0時よりインドネシア入国に際し事前に大使館でのVISA取得が必要です。詳細は弊社HP https://t.co/6yqtEJJR2Z 及び政府、関連情報をご確認下さい。— Garuda Indonesia-JP (@Garuda_Japan) March 18, 2020
などがあります。
インドネシア入国時、用紙の書き方
現在インドネシア入国の際は、以下の健康状態通知カードを記入して提出します。
現在インドネシア入国の際は必ず記入して提出するので、ボールペンは必ず自分で持っておくといいですね。
ざっとですがもし質問の意味がわからない場合、以下を参考にしてみてください。
上から質問の順番になってます。英語とインドネシア語は同じ並びです。
- Name : 名前
- Age : 年齢
- Sex : 性別 (英語ではM:男性・F:女性、インドネシア語ではL:男性・P:女性)
- Nationality : 国籍
- Passport No:パスポートナンバー
- Address:ホテルや滞在先の住所
- Phone No:電話番号あれば、なければ多分ホテルの番号でいいと思う
- Arrived From:どこの国から来たか
- Arrived Date:到着日
- Ship/Fright No:乗ってきた飛行機(または船)のフライト番号
- Seat No:飛行機のシート番号
- The country you visited in last 14 days:14日以内に行った国と行っていた期間
- At present, are you suffering from : Fever(熱)、Shortness of Breath(息切れ)、Diarrhea(下痢)、Convulsions(痙攣)、Stiff Neck(肩こり)、Red Eye(赤い目、充血かな)、Yellow Eye(黄色い目)、Skin Rush(皮膚の発疹)
肩こりってわりとみんなありそうですが、普段ないような激しい肩こりであれば申告した方がいいと思います。
症状がなければ全部NOです。
あと2020年2月13日時点では、サーモグラフィーのチェックもあったと思います。
その時はデンパサールのエアポートではスタッフも旅行者も、マスクをしている人・していない人まちまちでしたが、今はもっとしている人が増えているかもしれません。
実際の現在のバリ島内の状況は?
私の住んでいるチャングーは至って普段どおりな感じで、今日もレストランやカフェはたくさんの外国人で賑わい、上半身裸でバイクに乗ってる外国人もいつもどおり見かけるし、道路もいつものように混雑してます。
ただスーパーへ行けばレジスタッフなどはマスクを着用しています。
チャングー以外のエリアも、私の最近の行動範囲内(デンパサール、クロボカン周辺、サンセットからスミニャック方面)を見る限りではわりと普段どおりな感じです。
ただ観光客は減っているようで、クタの方などは人が少ないと聞いてます。道もだいぶ空いてるようです。
屋外でマスクをしてる人はほとんどいませんが(バイクの運転以外)、観光客が多く人が密集する場所では屋外でもマスクをしてる人がいるかもしれません。
ショッピングモールなど屋内の施設などではマスクをしてるお客さんがちらほらいます。
欧米人はあまりマスクを使う習慣がないので、マスクをしてるのはアジア系の人が圧倒的に多いです。
まわりにマスクをしてる人がいないからつけにくいなーと思っても、自分がマスクをつけたいと思ったら使いましょう。
※ウブドやサヌール、ヌサドゥア方面は最近行ってないのでわかりません。ごめんなさい!
インドネシア人と話をしていてもみんなそれぞれに心配しているようで、日本と同じくこちらもマスクはほとんど売り切れてます。(エリアによってはまだ売ってるところがあるようです)
N95のマスクはありましたが、たしか一枚70,000ルピア(約600円)くらいでした。
アルコールはまだ手に入りそうです。
1週間くらい前にデンパサールの薬局で買いましたが、たくさん在庫がありました。
今朝もチェックしてみたら、まだ在庫あるとのことでした。
70%で35,000ルピアくらい(約300円)、95%で65,000ルピアくらい(約550円)だったと思います。
ただ、消毒用アルコールは引火性があるためバリで購入したものを日本に航空機で持ち帰ることはできないそうです。
バリ島滞在時に使う分には大丈夫ですが、持って飛行機には乗れないことをご注意ください!→詳細記事
バリ島旅行に向けて
今現在の状況では、バリ島旅行をキャンセルするべきとまでは思いませんが、絶対大丈夫とも言い切れないのが正直なところです。
ただ来る時からすでに熱があるなど体調が悪い場合は、入国できない場合もあるので気をつけてください。
来られる場合は、いくら体調が万全でも、もしもに備えて海外旅行保険には入っておくと安心ですね。
状況は日々変わっているので、万が一、バリ島滞在中にインドネシアが日本への渡航制限や直行便運行停止を決定するようなことになれば、足止め中国人のように日本に帰国しにくくなる場合も絶対ないとは言えないので、実際に行かれる時期の外務省ホームページの情報や使う航空会社の情報をチェックしたり、旅行会社にも相談してみてください。
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できる用心と心構えを
今、日本でもバリ島でもほとんどの人は自分が絶対に100%感染してないとはいい切れない状態だと思うので(最低2週間どこへも出かけず誰とも会ってないし接触してないという人なら言えるのかもしれませんが)、自分がかからないようにする用心だけでなく、もしかすると自分がうつすかもしれないという心配もしてしまいますよね。
その両方のためにできる対策はなるべくしたいと思うので、日本でも同じかと思いますが、私も以下のようなことを心がけて過ごしています。
- 手洗い・うがいをマメにする
- 除菌スプレーを使う
- 洗濯をまめにする
- 換気する
- 屋内の施設や人が多い所ではマスクを着用
- 人混みを避ける
- お出かけは必要最小限にする
- 正常性バイアスに気をつける
- 正しい情報を得るようにする
- できるだけ早く寝る
- 疲れをためないようにする
- 適度に日光に当たる
- 程度な運動
- 健康的な食事
バリ島チャングー在住の私の行動範囲内でわかる状況をお知らせしましたが、他の人からの目線だとまた少し違うかもしれません。いろいろ書いて不安にさせてしまったらごめんなさい。
ただバリ島は南国で気温が高いのと、半屋外の開放的でオープンなスタイルのレストランやカフェが多いので、実際に感染しにくいとかはあるんじゃないかなーと思ってます。
バリ島のホテルのロビーなんかは、たいてい半分外のような開放的なつくりになってますしね。
一人ひとりが健康で免疫力を高めておくことが一番だと思うので、旅行に来られたらできるだけ予定を詰め込み過ぎて疲れない様、ゆっくりしたスケジュールでバリ島らしくのんびりと過ごしてくださいね。
一日も早く状況が落ち着いて、みんなが安心してバリ島旅行に来れます様に。
※一部更新(青字部分)はしていますが、記事の内容は2020年2月27日現在の状況です。状況は日々変わるので、ご旅行の日程に合わせてご自身で外務省のホームページをチェックしたり、旅行会社に確認してみてくださいね。