2018年8月5日、夜7時45分頃に大きな地震があり、バリ島でも一時大騒ぎになりました。
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ロンボク島沖で大きな地震
震源地は隣のロンボク島沖でマグニチュード7。
一週間前にも同じ震源地でわりと大きな地震があり、昨日の大きな地震、そして今もなお余震が続いてるようなので、しばらくは油断できない状態です。
ロンボク島は今回の地震ではかなり被害が大きかったようで、ビーチ沿いにあった知り合いのお家も崩壊したと連絡がありました。
ロンボク島はバリ島の隣にある島ですが、バリ島でも相当に揺れを感じました。
うちの家では、日本でよく感じる地震の揺れとはちょっと違う、まるで高い階のマンションにいるような大きな横しなりの揺れですごい長かったです。お犬たちもビビって速集合。
バリ島に住み始めてからでもこんな大きい地震は初めてで、うちの27歳のスタッフも生まれて初めての体験だったと言ってたくらい、このあたりにしては相当大きな地震だったと思います。
バリ島では、クタギャラリアやエアポート、スーパーでも建物が壊れたり、駐車場のバイクが将棋倒しになったりといった被害がありました。
バリであれだけ揺れたんだから、ロンボク島は相当だったと思います。
地震に慣れている日本人でも、何が怖いってここは建物の耐震性が相当弱く、いとも簡単に崩壊したりするので、揺れを感じたらまず外へ出るの方が鉄則と言われています。
バリ島滞在中に地震が来たら情報はどこからゲットするか
情報はテレビのニュースや TwitterやFacebook、ローカルとのやり取りなんかで入れましたが、 BMKG が情報早かったです。
テレビは「ロンボク沖マグニチュード7」ばっかりで、日本だったらすぐ速報してくれるような、
- 各場所ごとに震度いくら
- どこに津波の注意があるのか
- 避難が必要なのか否か
といった一番知りたい情報がわかりづらかったです。
インドネシア語がわからない旅行者の方だったら情報がわからないとすごい心配になりますよね。こんな時こそ、SNSで日本人同士の情報のシェア が大事だなと思いました。
(テレビニュースでの例)
アナウンサー「まだ津波の心配はあるんですか?」
返答する女性「うーん、そうですねー、まだ心配はあります」
アナウンサー「その心配はどのくらい続くんですか?」
返答する女性「そうですねー、そんなに長くはないと思います」
アナウンサー「それは1時間とか2時間とか、そんな長さですか?」
返答する女性「いや、そんなに長くはない」
アナウンサー「ではどのくらい?」
返答する女性「あと30分くらいです」
ほな最初から30分くらいでわかりますってゆうたらいいんちゃうんかぃ!
一刻争う事態なのに、なんか引っ張られてる感あります。
ドキドキしながら時間が流れ、結局1時間半後くらいにバリにも津波の心配はないっていう速報がテレビ画面に出ました。
もはや速報とは言えない時間が過ぎてましたが、津波ってそんな時間経ってからも来るもんなんでしょうか??
ニュースでは津波の可能性があるっていうのは言ってるんだけど、どこに?避難はしなくていいのか ? など重要なことをなかなかはっきり言ってくれないので心配になりました。
きっとまだわからなかったんだと思いますが、ここは地震に対する情報システムが日本みたいには整ってないのかもしれませんね。
ちょうど市川海老蔵さんもご家族でバリ島に滞在されていて、すぐにブログで速報されてましたね。ニュースより早いです。
このところインドネシアバリでは頻繁に地震が起きてるし、バリ島のアグン山の噴火もまだ完全に落ち着いたわけではないですし、万が一の状態が起きても情報収集に時間がかかるとなると、自分の判断力も必要だし、落ち着いて対処できるような備えがあるに越したことはなさそうです。
地震・災害、万が一に備えて用意してみたもの
とりあえずライフラインが止まった場合に必要そうなものを用意してみました。
- 水 とりあえずガロンx1とペットボトルを数本
- 長持ちするそのまま食べれる食品(下記画像参照)
- 懐中電灯と電池
- ラジオ
- テッシュと赤ちゃんのおしりふき(お風呂に入れない時用)
- ジップロック
- ハンモック (これさえあれば寝れる)
- ヨガマット(これもあれば寝れる)
- マスク、バンドエイド、マキロン、虫よけ、常備薬などの薬類
- タオルとサロン数枚
- 飛行機用枕
- 衣類(防寒着も必須!)
- 水着 (濡れてもいいから)
- 洗面用具
- 生理用品
- ハサミやらナイフのついたアーミーナイフ
- 貴重品(ATM動かなくなった時のために現金)
- ライター
- 筆記用具
- 犬の餌と用品
など。
用意したものの一部、見事に普段買わないものばっかりになった。
食料は日持ちして、カロリー摂取できて、腹持ちのよさそうなものをチョイスしてみました。
真ん中のインドネシアで有名なレイヤーケーキはこのタイプだと賞味期限が長いし、ずっしりして腹持ち良さげなので買ってみました。カップラーメンはお湯がないと食べれないけど。。。赤ちゃんのおしりふきはなにかと便利そう。
まるでどっか旅行行くみたいな用意なので、うちのスタッフに「イブ、どこいくの?」聞かれ、
「地震のために用意してるねん」と言うと爆笑されてしまいました。
いやいやいや、あんたらノアの方舟の話知ってるか??
アイランドマインドは先のことをあまり心配しないので、もしものための備えっていう考えはあんまり一般的ではないようです。
もちろん何もないのが一番!でも万が一に備えてあればそれに越したことはないです。
とにかくみなさん、どうかくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね!
被害に合われた地域が一日も早く復興しますようにお祈りします。