インドネシアで人気のおかずのひとつ、コーンフリッター(とうもろこしのかき揚げ)。
バリ島ではBergedel(ブルグディル)っていいますが、インドネシア一般的にはPerkdel(プルクディル)なんだそうです。
大人も子どももみんな大好きですよね!
外国人にも人気なので、わたしの住むチャングーのナシチャンプル屋さんにもコーンフリッターはたいていあります。
日本にもとうもろこしのかき揚げってあるんだろうけど、インドネシアほど一般的ではないですよね。
バリ島で初めてこれを食べた時、こんな食べ方あるんだ!ちょっと感動したんですが、コーンフリッターって意外と簡単に作れるもんだったみたい^^;
作ったことある人もいると思うんですが、わたしのように初めてって人のために、わたしのインドネシア料理の先生(うちのスタッフ)から教えてもらった簡単レシピをシェアしたいと思います。
ということで今回は、お家で簡単インドネシア料理!大人も子供も大好きなコーンフリッター(とうもろこしのかき揚げ)を作った話です。
とうもろこしはちょうどこれから旬を迎えるのかな?
茹でてそのままかぶりつくのももちろん美味しいんですが、ちょっといつもと違う食べ方にしてみるのもまた楽しいんじゃないでしょうか。
暑い日に、シュワシュワっとなる飲み物のお供にもピッタリ(^^)/
インドネシアレシピのコーンフリッター作り、スタート!
目次
コーンフリッターの材料
これがインドネシアコーンフリッターの材料。
インドネシアでもいろんなレシピがあると思いますが、これはうちの先生(バリ人)の普段作っているレシピです。
バリ島のとうもろこしはこんな感じ、日本のと比べると小ぶりで粒も不揃いだったりします。
これを12本使って20~25個くらい(うちのサイズで)のフリッターが作れました。
それ以外の材料は、
上左:小玉ねぎ。日本では赤わけぎ、エシャロットでもOK。
左中:ウコン。パウダーでもいいと思いますが、なしでもOK。
左下:バンウコン。日本では手に入りにくそうなので、なくてもいいと思う。
下:唐辛子、お好みの量で。
真ん中:普通の玉子です。
右上:にんにく。バリ島のにんにくは軽めなので4~5片使ってますが、日本のだったらもうちょっと少なめでもいいと思う。
右下:トラシ。インドネシア料理には欠かせない小エビの発酵調味料。臭いけどすごく料理に旨味が出ます。
トラシはインターネットでも購入可能↓
これ以外に、米粉を大さじ2杯くらい、味付けの塩、砂糖も少々入れました。
材料のバランスはこんな感じで作りましたが、お好みで好きにアレンジしてみてくださいね(^^)/
コーンフリッター調理
まず生のとうもろこしを縦にして、包丁で粒の部分をダーッとそぎ落とします。
粒の付け根あたりを狙って粒部分だけ軸から切り離す感じですね。
子どもの頃からとうもろこしが好きで粒を一粒づつ取ってちまちま食べてたわたしにとって、なんかもったいないことしてるような気分に駆られる行為なんですが、スレーッとやっちゃってください。
そういえば、インドネシア人ってよく”スレーッ”って言いますよね?(わたしのまわりだけ?)
慣れてくるとだんだん感触が気持ちよくなってきます。
そぎ落としたとうもろこしはボールにためておいてね。
別の材料を細かく切って塩、砂糖、トラシーも入れて石臼でゴリゴリします。
ここはブレンダーを使ってもOK。
削ぎ落としたとうもろこしとゴリゴリした調味料を混ぜ合わせます。
溶き卵と米粉を入れて混ぜ合わせます。イブはここで塩加減などをちらっとなめて味見します。
ちょっとゆるめの生地になるんですが、一般的なインドネシアのコーンフリッターは薄めでフラットな感じなので、これくらいでふんわりと揚げるようです。
このあたりの加減もお好みでアレンジしてみてくださいね。
わたしは次回は片栗粉も混ぜて、もうちょっとかための生地で分厚くざっくり揚げてみようかなと思ってます。
フライパンにひたひたくらいの量の油を入れて揚げ物に適した温度まで熱し(160~170度くらいかな)、とうもろこしをスプーンですくって揚げてきます。
もっと大きく作ってもOK、これもお好みで。
あまり触らずじわじわと、片面が揚がったら反対に向けます。揚げ時間けっこう早い。
できました、コーンフリッター完成!!
やっぱりこういうのは揚げたてが一番美味しいですよね。
ナシチャンプル屋で揚げたてはタイミング良くないと食べれないので、お家で作ったらぜひ揚げたてをここぞとばかりに思う存分食べてください。
冷えたビールがあったら最高です(^^)/
おかずに、おつまみに、お弁当に!
コーンフリッターはご飯のおかずにもなるし、お酒のおつまみにもなるし、子供も大好き!
わたしはお弁当のおかずにもよく使ってます。
たくさん作りすぎたら冷凍保存しておいて、食べる時にトースターで温めればOK。
揚げたてにはかないませんが、十分カリッと美味しく食べれますよ(^^)/
コーンフリッターはマヨネーズをつけて食べても美味しいですよね。(というかマヨネーズは何につけても美味しい)
パンにはさんでも美味しそうかも!
まとめ
今回はインドネシア料理のコーンフリッターレシピを紹介しましたが、材料が全く同じでなくても基本の要領は同じなので、味付けや生地のゆるさや大きさなど好きにアレンジして作ってみてくださいね。
わたしも次回はネギをいっぱい混ぜてみようかな。焦げるかな?^^;
このところ外出自粛がだいぶ緩み始めた(というかほぼ普段どおりな気がする)バリ島なんですが、今になって感染者がどんどん増えてるので、またしばらくは外出は控えたいなーと思ってます。
いつでも気軽に食べられたインドネシア料理が前より簡単に食べれなくなっちゃったので、引き続きお家でインドネシア料理にチャレンジしたいと思います。
料理の仕方が少しわかるようになると、お店でインドネシア料理を食べた時、ここのはこれが入ってるな!とかこれが効いてるな!とか色々思うことも変わるもんですね。
バリ島の状況が落ち着いたら、またいろんなお店のプロの味をいっぱい楽しみたいと思います(^^)/
ではまた。