インドネシア料理が大好きなpadmakoです。
インドネシア料理といえばサンバル抜きには語れませんよね。
サンバル(インドネシア語: sambal、sambel)は、インドネシア料理やマレー料理に用いられる辛味調味料。サンバルソースともいう。チリソースの一種。辛いものから甘いものまで様々な味があり、市販品にはシーフード味など多岐に渡る。油で炒めて作るサンバルゴレン(Sambal goreng)が広く一般的であるが、生で調理するサンバルマタ(Sambal matah)もある。 南インド料理サンバール(sambar、sambhar、sambaaru、サンバー、サンバルとも)とは関係がない。しかし、日本語では l と r を区別できないので混同されやすい。
Wikipediaから
※日本語ではLとRを区別できない、ってわたしのことやん!
バリ島のワルンでフライドポテトを頼んだら、高い確率でトマトケチャップと市販のサンバル(辛いトマトソース)が出てきますよね。
基本のサンバルといえば辛いトマトソース。その味わいや種類はお店やご家庭によってもさまざまです。
外で食べるとだいたいわたしの許容範囲を超えて辛いので、自分好みの辛さで作ってみたいなぁと思い、先生(うちのスタッフ)に教えてもらって作ってみました。
ということで今回は、お家で自分好みの自家製サンバルトマトを作ってみた話です。
サンバルトマトを常備しておけば、ちょっと辛さが欲しい時や味変したい時にぱっと使えて便利ですよね。
焼飯、焼きそば、野菜炒めだったり揚げ物に添えたり、日本の食卓でもいろいろ使えると思います。
実は日本のお蕎麦やパスタに混ぜても美味しいんですよ!
インドネシア料理には欠かせないサンバルトマト作り、スタート!!
目次
サンバルトマトの材料
材料はこちら。これに塩、砂糖少々、油を使います。
今回のレシピも先生(うちのスタッフ、バリ人)のレシピ+わたしの好み(辛さなど)の材料と作り方です。
サンバルトマトはものすごいたくさんのレシピがあると思うので、好きにアレンジして独自のレシピを作ってみてくださいね!
今回作ったのはサンバルトマトトラシとい、トラシの味が際立ったサンバルトマトです。
トラシは小エビの発酵調味料で、調理中は強烈に臭いけど食べると独特の旨みを出してくれるんです。
難しい材料はなく基本的には、トマト、唐辛子、にんにく、小玉ねぎ(赤わけぎ、エシャロット)、トラシだけ。
アレンジでクミリやバンウコンを少し足したりしても美味しかったです。
小玉ねぎやトラシはインターネットでも購入できますよ(^^)/
サンバルトマトの作り方
にんにく、小玉ねぎの皮をむき半分くらいにカットします。トマトはそのまま、唐辛子も種をとり、トラシも入れて蒸しました。
茹でてもいいそうなんですが、わたしが蒸す方が好きなのでこっちにしました。茹でる場合はトラシは入れないでくださいね。
先生曰く、「蒸す」というこの一手間が美味しくなるらしい。
蒸した(茹でた)トマトは皮をむいて細かく切っておきます。既に皮がはちきれてるのでピーって簡単にむけます。
それ以外の材料は石臼でゴリゴリ、トラシも忘れないでね。砂糖、塩も加えます。塩は全体に薄く塩味がつくかなーくらい、砂糖は甘みが欲しい方は塩と同じくらい入れてもいいかも。どちみち最後に調整できるので、ちょっと少なめくらいで大丈夫です。
石臼がなければブレンダーにかけてもいいです。
ペースト状になったら、先程のトマトもゴリゴリ潰します。(うちは石臼が小さいので分けるしかない)
手軽にやりたい場合は、全部ブレンダーにかけちゃっても大丈夫だと思う。
フライパンにたっぷりめの油を入れて熱し、潰した具材全部を入れて炒めていきます。
ペーストやほぼ液体のようなものを油で炒めるって日本食ではあんまりしない調理法なので、最初見た時、へぇ~と思いました。
しかもけっこうな量の油を使うので、多すぎる!と思う方は減らしていいと思います。
ココナッツオイルを使うといい香りになりますが、普通のサラダ油でも大丈夫。
少し煮込む感じで沸々してきました。トラシのいい香りがしてきましたー
サンバルトマトトラシ完成!!
トマトの甘さと独特なトラシの風味が絶妙です。辛くないのでソース自体の味がよくわかります^^;
唐辛子を2本使い、材料を少しアレンジした時↓
今日の材料、サンバルトマトトラシのアレンジバージョン+チリ増し😋
トラシを蒸すのにバナナの葉に包むとこがグッジョブなイブ👍👍👍
やっぱりまだ辛くないのでドライチリも足しました😅#バリ島 #サンバル #料理 pic.twitter.com/cczkTbwHAz
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) June 16, 2020
サンバルトマト実食
今回は、辛いのが苦手な夫でさえ「もうちょっと辛くてもいい」と言うくらい唐辛子が少なすぎましたが、味自体が美味しかったのですぐ食べてしまいました。
定番な食べ方、テンペに絡める。
黄色いご飯もお家で簡単につくれますよ!
黄色いご飯の作り方↓
ズームで。うちはパームシュガーを使うから、普通のより色が茶色く仕上がってます。
インドネシアではタフといいますが、日本だと厚揚げですね。厚揚げに絡めても美味しいですよ!
奥のはとおもろこしのかき揚げの残り、これも簡単につくれます!↓
パンにつけたり、パスタに絡めてもすごく美味しかったです!
昨日作ったサンバルトラシトマトはパスタでもイケた😋👍
今日は知り合いのオペラ歌手さんのコンサートをネットで観賞しまーす🎶
ワクワク初🔰オペラ😊#StayHome #バリ島 #ランチ pic.twitter.com/5xiAH9W6pJ
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) May 24, 2020
ヨーロッパとインドネシアが融合したサンバルトマトパンの朝ごはん🥖😋
このパン、近所で人気のお高いパン屋のなんだけどまるで岩怪獣のようにまわりがかたいんです🦖🦖🦖😭
皆さん、顎が強いのね😆#バリ島 #朝ごはん #かたいパン pic.twitter.com/7RLNeWMB4T
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) June 17, 2020
うちはサンバルトマトというよりほぼトマトソースのように使ってますが、なにせ味が美味しいので何にでも合うんですよね。
ピザソースとかにしても美味しそうだし、食べ方は無限大だと思います!
まとめ
今回作ったサンバルトマトはサンバルですが、前回作ったイカンピンダンという茹で魚に絡めたトマトソースはブンブ(調味料)?になるのかな。
※うちの定番料理「魚のトマトソース」の記事。
サンバルとブンブは違うと思うんですが、ちょっと境界線が曖昧になってきました^^;
多分、サンバルは食べる時に使う感じで、ブンブは調理する時に使う味の決め手となる調味料、みたいな感じでしょうか。
先生に聞いてもクリアな回答がなく、「これはサンバルであれはブンブなんだ!」と言ってました(^o^;
家で自家製サンバルが作れたら、もう市販のサンバル買わなくていいですよね!
でも市販のも美味しいのが色々あるし、お土産にもなるし、保存も持ち運びもしやすいし、これはこれで便利ですよね。
手作りサンバルは自分の好みで作れるので、これからもたまに作って保存しておきたいなーと思います。
材料もシンプルだしブレンダー使えば簡単なので、よかったらぜひお家でマイサンバルを作ってみてくださいね!
ではまた。