世界的にはコロナの話題でもちきりですが、バリ島のあるインドネシアでは今年もデング熱が流行しています。
デング熱は蚊に刺されることによって感染します。
バリ島でもずっと前からデング熱は流行っていますが、今年は特に多いと聞いてました。
デング熱というだけあってほとんどの場合、発熱します。今はコロナのこともあるので、熱があるからと普段のように簡単に病院にもかかりにくいですよね。
わたしは普段から蚊にモテるタイプなので「これは絶対に気をつけないとあかん!」と強く思ってたんです。
思ってたんですが、、、
実はまさかのデング熱にかかってしまいました😭😭😭
水着で汗だく大掃除がまずかった😑
自宅療養で熱は乗り越えましたが血小板が39(サンキュー)と舐めた数字をはじき出したので数日前から急遽入院になりました🙈
病院のソトアヤムが美味しい😋#バリ島 #デング熱 #入院中 pic.twitter.com/7kMo53iNPt
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) May 2, 2020
かかってしまいました(T_T)(T_T)(T_T)
バリ島に住んでるとデング熱にかかったことがあるという人はまわりにもいますが、実際どんな風になるかなど詳しいことはほとんど知りませんでした。
今回、自分がかかって色々わかったので、もしもの時に役立つかもしれないわたしのデング熱体験をまだ記憶が新しいうちにシェアしたいと思います。
デング熱はアフリカ地域、東地中海地域、東南アジア地域、西太平洋地域など広い地域で報告されているので、この地域へ旅行で行かれる方は注意するに越したことはないと思います。
すべての方がわたしと同じ症状では絶対ないので、もしもの時の参考にしていただけたら幸いです。
※わたしは専門家じゃないので、間違ってたらご指摘ください!
ちょっと長いですが、少し知識があれば落ち着いて対処できると思います。
目次
わたしのデング熱症状と経過
朝起きた時からなんか変と思いました。体がだるいしエネルギーが湧いてこない。
このところステイホーム大掃除にはまっていたので、その日もいつものように汗だくになって大掃除して、掃除の後はホコリまみれでいろんな菌を吸い込んでそうな気がしたので太陽に当たって日焼けして除菌したつもりでした(^^;)
シャワーに入ったすぐ後から、体中が痛くなってきました。筋肉、関節、骨、手足がどんどん強ばってきて、明らかにこれから熱が出そうな予感です。
特に手の甲とか手首も痛くて、変な症状だなと思いました。
夜中には両こめかみ上部をハンマーで叩かれたみたいな頭痛でぜんぜん寝れず唸ってました。
翌朝、どうにも頭痛が我慢できないのでカロナール(アセトアミノフェン)を飲んで頭痛はかなりおさまりました。
その後、熱はおそらく1週間くらい36度くらいから38.5度くらいの間で上がったり下がったりしてました。もっと出てたのかもしれませんが、体温計の電池がなくなって計れませんでした。でも一番しんどいのは最初の3日くらいで、その後は料理したりぼちぼちとは起きられました。
ただ突然暑くなったり寒くなったり、へんな汗をかいたり体温調節がおかしく、体もだるくなるのですぐまたベッドに戻ってました。
多分4日目頃から口の中が異常に苦くなってきて、普段何でも美味しいわたしが何食べても味が変なんです。
味の濃いものだとちょっと美味しいんですが、しばらくするとまた強烈に苦いんです。
何も食べなくても苦いのでずっと飴をなめてました。
あとわたし昔から舌磨きをしてるんですが、舌の色も青?紫がかったようないつもと違う色でした。デング熱と関係あるかどうかはわかりませんが、小さな内出血?とかしてたのかな。
続く微熱(上がったり下がったり)と味覚障害なので、この頃からひょっとしてコロナ?も思いました。
そして5日目頃から下痢になったので、今度はチフス?と思い始め、チフスならチフスの薬を飲まないと治らないと聞いたので、既に発症から1週間くらい経ってましたが、病院に電話してこの症状で受診できるかどうか確認してから行ってきました。
そこで血液検査をしてもらったら、チフスではなくデング熱の症状が出てることがわかりました。
デング熱の症状として、血液中の血小板や白血球が低下するんだそうです。
その時のわたしの白血球は1.4(平均値4.1~11)、血小板は50(平均値145~445、x 1,000の単位だと思います)。血小板が100を切ったら入院した方がいいらしく、病院からすぐ入院してくださいと電話がかかってきました。
体の症状は自分で感じても、血液の数値は検査しないとわかりませんよね。
デング熱で入院
デング熱でも入院しない人も多いみたいなんでわたしも迷ったんですが、血小板とかよくわからないし、これが下がるともしどこからか出血した場合、血が止まりにくくなるということで、万が一そうなった時に病院の方がすぐに対処ができるからと言われ入院することにしました。
血小板が100になるまで様子見て、退院になるだろうとの事でした。
病院は思ったより人も少なく静かでしたが、こんな時に医療機関に負担をかけるという一番やりたくなかった事になって落ち込んでたら、病院の方に「医療が必要な方が医療を受けられない方がもっと心配です」と言われて有難かったです。
入院してからはずっと点滴と、毎日2回の血液検査をしました。
体がだる痛いのと、ずっと頭がフラフラしてましたが、最初から比べたらぜんぜん楽です。
この頃はもう熱は下がってましたが、体中の皮膚がピリピリとかゆいんです。治りかけてくると手足の先や体じゅうに発疹みたいになのが出る人も多いそうで、わたしも必死に探してたんですが日焼けで黒いので見えません。
血小板は入院当初はさらに低下して39まで行ってしまい、上がり出すまでちょっとかかりましたが、上がりだしてからは言われてた通り、わりとポンポンと上がり、4日目に106で退院できました。
デング熱は食べれるなら何を食べてもいいらしく、いっぱい食べて体力つけるのがいいんだそうです。
病院食は洋食もあるんだけどインドネシア料理の方が美味しくて、冷めてましたが丸亀うどんも選べました!
またパパイヤの葉やグァバもいいと聞いたので、早速試しました↓
デング熱にはグァバがいいと教えてもらったので早速こちらゲット👍👍👍
パパイヤの葉も良いみたいなんで退院したら回復のためにダブルで摂取したいと思います😋
健康一番💪💪💪#バリ島 #グァバ #免疫力アップ pic.twitter.com/jazpRk2dJZ
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) May 2, 2020
バリ島ならフレッシュグァバも手に入るんですが、病院なのでとりあえずこれでグァバ摂取。
バリ島好きな方なら知ってる人も多いであろう、ブアビタシリーズ。
いろんなフルーツのジュースがあって、全部美味しいです!ちょっと甘いけど。
グァバはバリベリーなど下痢にもいいんだそうですよ。
免疫賦活のパパイヤの葉
退院した時は若干の体のだる痛いさと、頭もまだフラフラしてましたが、体力が戻るにつれてだんだん良くなってきました。
退院してやっと足の裏に赤いメラメラの発疹が出てきました!足の裏はわたしも白いんです。
フレッシュグァバと、免疫力アップにいいと言われるパパイヤの葉で自作のジュースを作って飲みはじめました。
朝からうちのエリアインターネット切れててさっきやっと復活しました👍
今朝、スロージューサーで作ったパパイヤの葉とグァバとケールとバナナと生姜と人参のジュース😊
不味っ!🤢🤢🤢
デングとコロナ、どっか行け!👊#バリ島 #免疫力 #パパイヤの葉 pic.twitter.com/WMiWClCofq
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) May 4, 2020
パパイヤの葉は免疫の賦活化にとても良いらしく、ウィルスの増殖を抑える効果もあるそうで、発症初期の段階から飲んでおくとよかったみたいです。
わたしのすぐ後に隣人もおそらくデング熱(病院に行ってないけど発疹も出てたので多分)になり、彼はわたしの前例があったので発症してすぐパパイヤの葉ジュースを飲んだみたいで、4日間くらいで症状はほぼ治まってました。
ただこれ強烈に苦いんです!具合悪くなりそうなほど苦いですが、効果ありそうなので興味のある方はぜひトライしてみてくださいね。
免疫力アップにパパイヤの葉をスロージューサーで絞って飲んでみた🌱
苦いのわかってたから少なめにしてバナナとかハチミツとか美味くなる材料を混ぜたら美味しくなってしまった🙈
もうちょっと苦いほうが効きそう😅#免疫力アップ #パパイヤの葉 #バリ島 pic.twitter.com/KJVjTsRL5W
— padmako@bali🇲🇨 (@padmako_bali) April 25, 2020
↑これがパパイヤの葉ですね。
実はこの時、既に熱が出てたんで飲んでみたんですが、量が少ない上にしっかり絞れてなくてあんまり苦くなかったので効果がイマイチだったのかもしれません。
やっぱり苦くて不味い方が効きそう^^;
デング熱の基本情報
病院で教えてもらった事や、他のサイトなどにあったデング熱の基本情報をざくっとまとめてみました。
■感染経路:デング熱に感染した人を刺した蚊にウイルスが宿り、その蚊がまた他の人を刺して感染させる。
蚊の寿命はおよそ1ヶ月で、その間、ウィルスを持った蚊はずっとウイルスを感染させる。(人から人への直接感染はないとされる)
■発症までの期間:2日~2週間程度、多いのは3日~1週間くらいだそう。
■症状:発熱(38~40度とわりと高熱が多いが、低めの人もいるらしい)、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感、目の奥の痛み、発疹、嘔吐など
ごく稀に重症化して、出血症状やショック症状が出てデング出血熱を起こすことがある。
■治療法:特にない。水分を補給して安静にして乗り越える。解熱剤を使う場合は、アセトアミノフェン(またはパラセタモール)を使う。アスピリン(イブプロフェンなど)は出血を悪化させるので避ける。
■予防:虫除けなどで蚊に刺されないようにする。基本的には昼間の蚊が要注意だそうです。
■抗体:デング熱は4種類の型があって、ある一つの型にかかるとその型については生涯免疫を持続しますが、他の3つの型の免疫は約2ヶ月くらいしか持続しないんだそうです。でも2ヶ月くらいは他の型についても免疫があるというのが、なんかお試し期間みたいでおもしろいですね!
(参考にしたサイト)
まとめ
わたしの場合、今回なぜかかったかほぼ検討がついてます(-_-;)
コロナで外出自粛をはじめて、家のスタッフにもしばらくお休みしてもらったので、ほぼ毎日、家のどこかの大掃除をしてたんです。あまりに暑いので水着でやってる時もありました。
しかもその恰好のままヨガをしたりもしてました。
蚊は汗にも寄って来ます、自分から刺してくれと言ってるようなもんです。
これはまずかったなと今になって大反省してます。
わたしみたいな頭おかしい人はあんまりいないと思いますが、ほとんどの場合はたまたま刺されてかかると思います。
心配な地域では気をつけるしかなですが、もしあれ?っと思うような症状が出はじめたらまずは落ち着いて、水分をしっかり摂って安静にして、手に入ればパパイヤの葉のジュースを飲んでみるのもいいと思います。万が一、出血があったり、嘔吐が止まらない、とてもつらいなどがあればすぐに病院に行ってくださいね。
そうでなくても心配であればいつでも病院を受診して、血液検査してもらえば血小板が低下してるかなどすぐわかります。
デング熱をまとめると、
- 昼間の蚊に注意
- 虫除けや長袖などで用心する
- 汗だくで水着で掃除など以ての外
- 水が溜まった場所とかに蚊が集まりやすい
- が、魚のいる池やプールは大丈夫らしい
- いきなりの高熱に注意
- 熱と共に頭痛、体の痛さ、倦怠感などに注意
- まずは水分をしっかり摂って安静に
- 熱が下がった頃、ショック症状に注意
- 稀に重症化する場合がるので甘く見ない
- 出血や嘔吐がある場合はすぐ病院へ
- 血小板や白血球が下がるのが特徴
- 血小板が下がると血がサラサラになって止まりにくい
- 解熱鎮痛剤はアセトアミノフェン(またはパラセタモール)を使う
- 発疹が出てくる場合がある
- 味が苦くなる場合もある
- 人から人への感染例はない
- 近辺でかかった人がいたらより注意する
- パパイヤの葉は免疫賦活効果大!
デング熱に関しては、バリ島の病院は症例が多い分、対処の方法も詳しそうだったので、心配であればすぐ病院に行けば安心かなと思います。
心配になった時、すぐ病院へいける様、旅行保険はあった方がいいですよね。
あと蚊は黒色に異様に寄ってきますんで、バリ島旅行の際は黒い服を避けるか、着る場合は虫除けなんかで対処してくださいね!
嘘かほんとか、血液型O型が蚊に噛まれやすいなんて話も聞きますが科学的根拠はわかりません。
ちなみにわたしO型です^^;
長い記事、読んでいただきありがとうございました☆
ではまた。